このところ津田大介がNAVERまとめを悪者にしようと、いろいろな活動を行っている。NAVERまとめが低品質であるのは確かだが、NAVERまとめだけをターゲットにするのは解せない。NAVERまとめが倒れると津田大介に利益があるのかどうかは不明だが、いずれにせよネットランナー的な乞食の発想が背景にある。有料メルマガでお布施を集めているのに、ネットの無料ページにはケチをつけるのだから、乞食でなければ何だというのか。そもそもの発端はwikipediaの最上位固定である。これによってwikipediaを大幅に劣化させたページが氾濫することになった。昔はマニアな個人が大量の手持ちの資料と頭にある知識でサイトを作っていたのだが、wikipediaが必ず冒頭に表示されるようになってから、個人の意欲は削がれて集合知の世界へ突入した。上位に表示されるべき、マニアが作った個人サイト自体がもはや無いので、個人の被リンクのネットワークがなくなった。そもそも大学という制度があるのだから、多士済済たる知性がネットで繋がって品質を高めるような構図にはならないし、集合知は低品質なページを大量生産するだけで、グーグルがこれを弾けないのは見ての通りである。人工知能で生成されたワードサラダなら弾くのだろうが、最低賃金を遥かに下回る報酬でゴミ記事を書く貧乏人が、グーグルにはイメージ出来ないのであろう。アマゾンのKindle Unlimitedの混乱も、貧乏人のやることが想像できないから起こった。金持ちという理由で卑しさから隔離されるのは幸運であるとしても、貧乏な連中と接したことがないなら、人間的な想像の基礎となる経験が欠落している。乞食は時間が有り余っており、時間という分母で割る習慣がないので、あまり合理的でないことを思いつく。グーグルの収益の大半が広告であることを考えると、無料ページが濫造されて広告が貼られるのが短期的には利益なので、いわば武器商人が血腥い戦争をやらせるように、貪婪さの思惑が一致したというか、この縹渺として広がる五濁悪世は半ば故意に誘発されている可能性もあるが、品質低下という風紀の紊乱によって検索に載らないSNSに情報が集まるとすれば、グーグルに長期的な利益はない。SNSがユーザー向けに専門的な情報を提供するとか、そうやって無料Webがますます塵芥のディストピアになることだってある。やはりグーグルのような超エリート集団は、ネットランナー的な乞食の世界を理解できてないように思える。現状では先進国が最貧国に武器を売るような真似をして巨額の利益を上げているが、検索エンジンと広告代理店を兼ねていることから、この生木を裂かれるような痛みもわからないほど壊死している。この物乞いの雑居房である最貧国こそがグーグルの拠点であるのに、目先の金のために死に至る業病を患い、民衆の膏血を啜った結果として、自らの足元の大地は痩せるのみであり、これがFacebookなどのライバル企業を育てている。グーグルは国家ではなく私企業でしかないから、そろそろ退場するべきなのかもしれないし、こういう腐敗が猖獗を極め、帝国の支配者が交代していくのが人類の歴史であるが、業者の卑しさや、ネットユーザーの卑しさへの想像力を持った規律ある検索エンジンが求められている。そもそも15年ほど前であれば、検索エンジンが出来損ないすぎるから、個人ユーザーがリンク集などを作ってネットを支えていたのであり、この被リンクの網にグーグルが寄生してきただけとも言える。グーグルに任せすぎた結果の惨状なので、検索エンジンは不要だという極論を唱えることも可能だが、行く先は不透明ながら、バブルの狂宴、もしくは世界恐慌の前夜という様相を呈しており、おそらく悲劇的な跋文で結ばれるであろう。







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