昔はスマホなどないから、「家が近所」というのが友達の大きな条件であった。
学校でそこそこ気が合う人間がいても、家が遠いと友達にはなりづらい。
気が合っても、家が近所でないと一緒に行動しづらいからだ。
固定電話が一家に一台あるだけだから、あまり頻繁に電話するのも気が引ける。
もしくは昔であれば、近所の人間のプライバシーはだいたい知っていた。
そのような地域共同体はかなり崩壊しているであろうし、個人が通信端末を持って遠隔地の他人と交流できるのだから、人間関係の地理的な縛りは緩んでいるはずである。

とはいえ、地理的な縛りが完全になくなったわけではあるまい。
インターネットを駆使して、遠距離の人間と友達になるのも可能ではあるが、たとえば自分が東京にいるとして、沖縄や北海道の友達と遊ぶのもなかなか難しそうである。

そもそも「帰属している組織」においての友達作りが人間関係の重大問題なのである。
帰属、あるいは所属でもいいが、その「仲間」と仲良くやることが求められており「友達を作れ」とはそういうことなのである。
北海道から沖縄まで全国津々浦々の人と毎日チャットで話してますと言っても、それは意味がない友達である。
友達を作るノルマとしては、ノーカウントとなる。
帰属・所属している組織において「友達」がいるかどうかが問題であるから、遠いところに無所属の友達がいても意味がない。
われわれは特定少数の村社会でうまくやることを求められている。
要するに派閥や会派を作れということであり、狭い盤面で駒を動かしながら立ち回り、陣地を押さえていく力が必要とされている。
普段から接している人間と、SNSでさらに親睦を深めるのはそういうことである。







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