2017.06.06
快楽と暴力
かつて有村悠さんが「俺には怒りの感情しかない」と言ったことがあるが、これはADHDにありがちな罠である。
テンションが上がるまで怠けているのがADHDだが、こういう怠け者が立ち上がる撥条になりやすいのが怒りという感情である。
怒りは快楽と真逆ではあるが、瞬間的に沸き立つ衝動性は通底している。
ADHDはリソースの配分が苦手であり、喩えるならマラソンで全力疾走するようなものである。
全力しか出せないから、すぐに力尽きてリタイアする。
定型発達者にはリミッターが装備されていて、適度に力を抜きながら長距離を走れるが、ADHDにはそれがない。
このような短距離走者としての気質があると、スイッチが切れている時間が長くなるし、スイッチが入るとなれば、どうしても快楽と暴力である。
それ以外のことは気長にやらないといけないから向いてないのだ。
ADHDがいろんなことを先延ばしにするのは、全力を出せなければ何もしないという判断なのであろう。
テンションが上がるまで待っているのである。
定型発達者はやる気(高揚感)がなくても活動できる。
そもそも普通の人は全力を出してないし、いろいろと加減しながら生きているから、高揚感が最高度に到達するまで怠けて過ごすことはない。
有村悠さんのケースで言えば、締切直前に過集中で艦これ同人誌を仕上げることで、これまで累計2万部を売っているようだから、たまたま気分の高まりが金銭的な成果(快楽)に結びついており、以前のような凶暴性は見られなくなっているが、相変わらずトラブルメーカーではあるようなので、この小康状態がいつまで続くかはわからない。
こういうドストエフスキー的な人物が小さな成功を収めつつあるのは、何らかのフラグのような気がしてならない。
テンションが上がるまで怠けているのがADHDだが、こういう怠け者が立ち上がる撥条になりやすいのが怒りという感情である。
怒りは快楽と真逆ではあるが、瞬間的に沸き立つ衝動性は通底している。
ADHDはリソースの配分が苦手であり、喩えるならマラソンで全力疾走するようなものである。
全力しか出せないから、すぐに力尽きてリタイアする。
定型発達者にはリミッターが装備されていて、適度に力を抜きながら長距離を走れるが、ADHDにはそれがない。
このような短距離走者としての気質があると、スイッチが切れている時間が長くなるし、スイッチが入るとなれば、どうしても快楽と暴力である。
それ以外のことは気長にやらないといけないから向いてないのだ。
ADHDがいろんなことを先延ばしにするのは、全力を出せなければ何もしないという判断なのであろう。
テンションが上がるまで待っているのである。
定型発達者はやる気(高揚感)がなくても活動できる。
そもそも普通の人は全力を出してないし、いろいろと加減しながら生きているから、高揚感が最高度に到達するまで怠けて過ごすことはない。
有村悠さんのケースで言えば、締切直前に過集中で艦これ同人誌を仕上げることで、これまで累計2万部を売っているようだから、たまたま気分の高まりが金銭的な成果(快楽)に結びついており、以前のような凶暴性は見られなくなっているが、相変わらずトラブルメーカーではあるようなので、この小康状態がいつまで続くかはわからない。
こういうドストエフスキー的な人物が小さな成功を収めつつあるのは、何らかのフラグのような気がしてならない。
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