叶姉妹の今回の件に関しては、以前からコミケを訪れたりしているようなので、真偽で言えば、叶姉妹が真なのであろうし、とらのあなのプロモーションだという観測は正しくないのであろう。

叶姉妹がネットのアニメアイコンから絶賛されているのとは対照的に、著名人からの言及がとても少ないことが印象深い。
争点を限定して名誉毀損の訴訟で勝つのは容易いが、あれこれ他のことで粗探しされる副作用もないとはいえない。
真実の人という立ち位置は取らないほうが無難である。

弁護士は代理人に過ぎないので厄介である。
相手の弁護士と言論を戦わせることは出来ないわけだ。

弁護士は真実発見義務という倫理規定があるが、法的にそれが課せられているわけではない。
よほど悪質であれば懲戒処分もありえるが、滅多にないことである。

たまたま今回のケースでは、弁護士の主張が真実と一致しているので問題とはならないが、そういう真実発見義務がなされているとは限らず、そもそも民事訴訟には原告も被告もいるので、双方に弁護士がいるとしたら、一勝一敗のはずである。
敗訴するのも弁護士なのだから、弁護士の主張が正義というわけではない。
原告だから正義というわけでもない。
それに、依頼人のために偏った主張をするのが悪いとも言い切れない。
真実発見のために依頼人の不利な情報を出すわけにもいかないだろう。

今回出てきた法律事務所は佐村河内の代理人もしているのである。
弁護士に積極的な真実発見義務はないとされるが、消極的な義務なら弁護士会の規定としてあるはずなので、そこは留意して欲しいものである。







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