貴族はいつから貴族になったのか、というと、 これは鶏と卵の話ではない。出自をどこまで遡っても貴族というのは変だから、どこかで貴族になったご先祖様がいるのである。一言で言えば経歴詐称であり、名だたる旧家は脈々と経歴詐称を受け継いでいる。由緒正しい家系図も初代は詐称であり、あくまで家系図の捏造から貴族になったのである。 「自分は貴族の生まれ」と経歴詐称したインチキな先祖が必ずいるわけだ。本来なら土牢に繋がれ囚人番号で呼ばれるのが似つかわしい連中が嘘に嘘を重ね立派な家名を手にしたのである。土地の実効支配の問題を考えると地元のヤクザが貴族になるのかもしれないが、ヤクザがやたらと高級ブランドを好むのも興味深いところである。全身を高級ブランドで固めたセレブにはどこかしら胡散臭さがあり、詐欺師と同じ瘴気を発している。ナメられたら終わりという貴族の感覚は要するにヤクザであるし、高貴であるはずなのに卑しさが付き纏う。すべての貴族は、実際の自分を偽ろうという卑しさが根底にある。高級ブランドの正規品とその模造品は、根底の発想が同じなのである。「実際よりよく見せたい」という禍禍しい卑しさは通底しており、正規品の高級ブランドを身に着けていても、粉飾決算と似通ったものである。そもそも正規品に価値があるのかという疑問である。虚栄心も人類の脳に組み込まれている観念であろうし、特に女は高級な虚栄の世界に憧れる。男は下半身を勃起させながらその虚飾に従うべく、あれこれ見栄を張りながら白馬の王子様になろうとするのだが、そのようにして欺瞞だらけのディストピアが出来上がったのである。ネットで経歴詐称してるのはだいたいが人格障害者であるが、ああいうのが「初代貴族」の実態なのだ。彼らはとても卑しいのだが、「実際よりよく見せる」ことに取り憑かれた悪魔である。平気で嘘をつく人格障害であり、見栄を張るためなら何でもやるわけである。ああいうネットの詐欺師はどうにかなるとしても、遠い昔のことはどうにもならない。癲狂院の鉄格子の中の出来事ではなく、史料を平気で捏造するゴットハンドなひとたちが人類のルーツとなり、歴史そのものに組み込まれているのであるし、その由緒正しさにわれわれもお付き合いしているのだが、大元まで辿れば病的な嘘つきだらけなのが人類である。







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