2018.02.04
南條愛乃さんが中元すず香にお手本を見せる

2月3日にさいたまスーパーアリーナで開催されたNBCユニバーサルのフェス。
ユニバーサルはいろいろと巨額買収の経緯があり、これを調べるのはめんどうなので割愛する。
NBCユニバーサルは現在はあの世界最大のレコード会社のユニバーサルとは無関係である。
映画会社で有名なユニバーサルとは関係があるはず。
仔細は調べてないので、当てにしないでほしい。
ともかく日本ではジェネオン(パイオニアLDC)の流れを組むレーベルである。
15時30分に始まって、途中で10分かそこらの休憩があったが、21時30分くらいまでやっていたので、だいたい六時間くらいというか、観客もかなり疲れるフェスであった。
バンドの人はさぞかし大変というか、体力はもちろん、普段は弾いてない楽曲を直前リハしただけでこれだけたくさん演奏できる技量の凄さである。
こういうスタジオミュージシャン的な能力と作曲能力は一致しないが、ともかく凄いのは凄い。
このフェスはNBC(ジェネオン)の楽曲というのが大前提だったはずだが、NBC(ジェネオン)がたいしたレーベルではないから、どうも決定的な楽曲に欠けるといううらみはあり、そのあたりの楽曲の自由度の低さや、当日は晴天だったが、2月ということもあり、やや動員は芳しくなく、ステージサイドはまったく使ってなかったし、それ以外はほぼ埋まっていたが、だいたい二万人くらいは入れる会場なので、実数は一万五千人程度だったと思われる。
そのように制約された中で、最も盛り上がったのが真音ガールズであろう。
これは黒崎真音がNBC(ジェネオン)の対象楽曲に可憐Girl'sがあるのに気づいて、カバーすることを思いたち、南條愛乃さんに神戸牛を食べさせて承諾させたとされる。
今回の客層だと可憐Girl'sを知らない人はまずいないと思う。
いろいろと偏りのあるセットリストだったフェスにおいて、誰でも知っているという意味では、only my railgunとover the futureしかなかったような気がする。
ともかく、六時間に渡るフェスにおいて、だいたい二時間くらい経過したところで前触れもなく真音ガールズが登場して、おそらくフルコーラスではなかったが、かなり完璧にやりきったという印象であった。
南條愛乃さんは、なんだかんだいいながら、オリジナルを再現するためにかなり準備していたと思うし、中元すず香のポジションで絶対可憐なパフォーマンスを見せた。
「中元すず香はかわいい」と錯覚してしまったくらいなのだが、もし中元だったらわたしは嘔吐していたはずなので、つまり、中元と同じことを南條愛乃さん(33歳)がやると可愛いだけである。
やはり演者としての力量の差、もしくは中元が超絶的なドブスであるのを如実に感じたわけである。
同時に水野由結ちゃんの見識の高さも思い知らされたというか、水野由結ちゃんが可憐Girl'sにこだわっているのが今までピンと来なかったのだが、こういう盛り上がりを目にすると、実際は観客の反応までかなり計算されたキラーチューンであるし、これを黒歴史としてBABYMETALをメタルバンドにした小林(中元すず香のプロデューサー)の罪障は深い。
そもそもBABYMETAL自体が可憐Girl'sのパクリであるし、小林はコンセプトを剽窃しただけである。
なおかつ水野由結ちゃんも、他のグループから泥棒したわけである。
だから、ブレイクしてしばらくすると、経歴ロンダリングのつもりなのか、小林オリジナルのメタルバンドに路線変更したのだが、これが極めて陳腐であり、BABYMETALのピークアウトの大きな原因となった。
中元すず香がover the futureを歌わなくなったのも、これが小林プロデュースではないから、というだけの理由である。
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