とりあえず書いてみることで思考を整理するのは稚拙なやり方である。例えば詰将棋であれば、頭の中で考えるべきであり、実際に駒を動かして考えるのはおかしい。とはいえ実際の対局でなければ、駒を動かしてみて考えることだってあり得るだろう。つまり、駒を動かさないで先まで読んでいくのが理想なのであるが、とりあえず駒を動かしてみてから考えるしかないこともある。これは良し悪しであり、やはり駒を動かさないでもわかるほうがいいのは間違いないから、やや低次元のアプローチとして、とりあえず駒を動かすという思考法があるのである。詰将棋の話は喩えであるが、現実の人間の行動について駒を動かしてから考えるのはどうかというのが主題である。言うまでもなく、とりあえず行動してみるのは短絡的であるから、先まで手が読めているのが理想なのだが、それだと埒が明かないこともある。あるいは書くだけ書いてみて、ようやく思考が走るということもある。文字で書かなくても概念的に思索できている方が理想なのだが、書いてみてようやく整理できることもある。書くだけ書くというのはあまりいい方法ではないし、場当たり的な思考と言えるから、本来ならやりたくないのだが、それで得られることもある。場当たり的に行動するのと場当たり的に書いてみるのは、もちろん後者の方がダメージは少ないのだが、いわば愚直というか頭の悪いやり方なので、何でもかんでも書くのが習慣として身についているのはよろしくない。駒を動かしてみないと手筋がまったく見えないことがあるので、人生においてやむを得ず駒を動かす、つまり行動してから考えるのは時としてありだろうが、思いつきの行動を繰り返すのはよろしくないのである。







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