被害者や敗北者にこそ権利ありという観点からすると、何かしら被害を受けたらその時点から債権者なのである。たくさん被害を受けると億万長者とさえ言えるのだが、もちろんそんなことはなく踏み倒されて終わりである。だから通常であれば当たり屋になる競争にはならないのだが、時たま被害者として名乗りを上げる争いの戦端が開かれることもある。杉田水脈のLGBTの話はくだらないだろうからそもそも読んでないわけだが、これを扱った新聞記事で「ナチスと同じ」と書いてあったりすると辟易する。「ナチスと同じ」というのは慣用句というか、白髪三千丈のようなレトリックとして理解するべきかもしれないが、どれだけ差別されたかを競い合う弱者の論理なのである。非モテで結婚できないのは「ナチスと同じ」なのかというと違うであろうし、結婚できる人の結婚を妨害するとナチス的だとされる。LGBTカップルは人権問題となるが、結婚できない非モテは人権問題ではない。相手がいるならヒューマンライツとして語られるが、相手がいないならこの世の中から唾棄されて終わりなのである。つまるところ自由恋愛主義の一元論である。自由恋愛主義は自然淘汰を重んじるものであろうし、杉田水脈の意見は(読んでないが)自然淘汰の話のようにも見えるから、優生思想と自然淘汰という対立軸ではなく、むしろ両者に通底する冷たさである。障害者を殺すのがナチス的だとすれば、障害者を限りなく厚遇するのが人権主義であろうし、何かしら話が噛み合わないのは強者の論理たる自由恋愛主義が人権思想と一致しないからであろう。自由恋愛主義という理由だと税金を使えないから、LGBTはこれを人権問題に擦り替えているのである。非モテに税金を投じずにLGBTに税金を投じるのは自由恋愛主義でしかないが、自由恋愛主義は人権であると奴らが強弁するなら、なにかしら優生思想と自然淘汰で非モテを挟み撃ちにしてくるというか、要するに人権問題にしないと税金に食いつけないから議論が混乱しているのだろう。







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