電話とは三十秒以内に相手に応答を迫るものであり、これこそ改善しなければならないはずだが、その改善策として思いつくのは、相手から折り返してもらうのを基本とすることである。だが、これについてよくよく考えると、相手に電話料金が発生するわけである。ここが気になるかどうか、である。固定の黒電話しかないような昭和時代であれば、定額制などなかったので、こちらから電話を掛けるルールになっていた。今だと、あまり電話料金は気にしていないように思うので、相手側に「電話してください」とお願いするのは問題ないはず。電話で呼び出すという、横柄とも思われる手段が社会に定着しているのは、電話代を節約したい(相手の電話代を節約するのが礼儀)という過去の吝嗇の名残りだと思うし、ここについては意識化して見直す必要がある。また、メールで代替え出来ない理由として、メールだと相手の反応を見ながら話すことが出来ないので、文面を考えるのがかなり億劫という問題がある。メールでの意思疎通は一方的なものになりやすい。ここについては、そういう欠陥を認めた上で、それでもメールを積極的に使うしかなく、あるいは、メールが駄目ならチャットを普及させるとか、工夫が必要である。電話料金を払うのが当然ならメール料金やチャット料金を払ってもよさそうである。電話代という固定費だけはなぜ高止まりしているのか、そもそも電話を廃止したらどうか、という問題でもあろう。







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