なぜ複式簿記でつけるのか、について明快な説明がされていることが少ない。会計の本は優秀な人が書くわけだから、彼らとしては自明すぎるのかもしれない。あえて言語化すると、根本的な理由としては仕入れと売上である。自分で消費するために買うのではなく、商売のために買うわけだ。仕入れと売上については何かしら帳簿をつけるであろうし、それを組み合わせると複式簿記みたいになる。家計簿が複式簿記でないのは、自分で消費するために買っているからである。つまり、「商売のための仕入れ」と「自分で消費するための購入」は別である。あるいは、もし仮に家計において買ったものを売却する機会が非常に多ければ、売上の帳簿をつけるであろう。家計においては、買ったものを売るのが稀なので、売上の帳簿を付ける必要がないのだ。また商売の売り買いには、現金だけでなく、買掛金と売掛金(もしくは支払手形と受取手形、あるいは未払金と未収入金)があるし、それらの債権債務(資産と負債)の帳簿も必要である。つまり、商売をやるからには、仕入れと売上の帳簿はどっちみち付けるのが自然である。そして売り上げたら、それが現金なのか売掛金なのか区別は必須であり、そうやって突き合わせると、複式簿記みたいになるのである。たとえば主婦がオークションでの転売を本気でやり出したら、買ったときと売ったときの記録を付けるであろう。つまり今までは買った時に家計簿に付けるだけだったのが、売ったときの金額も記帳するようになるわけである。そして、その差額の収益にもこだわるであろう。オークションだと売掛金・買掛金はないだろうが、もしそういう債権債務まで記帳すれば複式簿記の構成要素が揃う。







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