2021.07.17
河野太郎の胡散臭さ
職域接種が無軌道に版図を広げる世情であるが、このような不埒な割り込みを見るにつけ、河野太郎が胡散臭くなってきた。そもそもわたしは最初からこの人は駄目だと思っていた。このひとの特技は負けず嫌いではないことであり、だからSNS適性がある。SNSは95%が称賛という世界だが、負けず嫌いだと5%の悪口が気になって大騒ぎする。河野太郎は5%に対していちいち立腹するような人間ではないので、なんとなくよさげに見えるだけである。5%の悪口さえ無視できれば蝶よ花よという桃源郷である。たまたまそういう適性があり、また、そんなに権力や金銭への執着もなさそうだから、比較的マシというだけである。温厚というだけなので必ずしも筋を通すわけではない。職域接種などやめたほうがいいのだが、やめられない。ただの温厚な人だからである。また、この人が嫌なのは面白い人というキャラであり、ここはかなり疑問が持たれる。判子業界を揶揄したのは、取り巻きに同調しただけだが、まあそういう取り巻きがいるということである。刺々しくない性格は長所であろうが、調子に乗って面白い人に昇格しようとしている痛々しさがある。職域接種の拡大についても、おそらく河野太郎の利権ではないと思うが、順番を守らせる規律の意識などもないわけである。他人に噛み付いたりする狂気がないので、和気藹々としている感じが好人物に見えるだけである。天皇陛下が最近ようやく一度目のワクチンを接種したのも、職域接種の不正が横行しているのが目に余ったのであろうと思う。風紀が乱れているからこそ、自らは後ろに並んだのである。天皇陛下がコロナで死んだら河野太郎のせいである。
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