「地が出る」とか「本性を見せる」というのがある。最初から他人を騙す詐欺というのではなく、その人が普段は隠している欠点が現れてしまうことがある。今は更生してまともに生きているチンピラが、コロナでストレスが溜まって悪態をついてしまうとか。そういうことがあったら、「ああこれが本性なのだ」と思うわけである。そういうことがあると簡単に和解は出来ない。なんというか、本性は本性であり、一時的な乱心だとしても、やはりそれこそが本性である。この何十年も真面目にやってきて、久々にヤンキー時代のノリでやってしまった、みたいなことがあれば、ああそういう人なのだ、ということになる。許すとか許さないというのではなく、やはり本性はコントロールしなければならない。たとえば、コロナでストレスが溜まって他人に暴言を吐いてしまったと。それは撤回できない。というか、撤回できないからこそ人生という気がする。簡単に消しゴムで消せるわけではなく、汚点は消せない。トラブルを忘れてもらえるキャラの人がいるとしても、それはそれなりの扱い、たとえばロンブー敦とか、あのあたりのランクの人であろう。たとえば暴言を吐くとしても、普段から毒を吐いていれば、それはそれでいいのかもしれない。そうではない人が、ついつい本音を言ってしまったと。そうなると、イメージが違いすぎて、それは撤回できないのである。ついつい吐いた暴言だからこそ本性なのである。松平アナがタクシーで暴れたという事件は、彼には終生つきまとう。これは嫌がらせで他人の過去をほじくり返しているのではなく、人間社会のルールなのである。松平アナと言ったらタクシーなのである。それはこの人が実直だからこそだろう。実直に生きてはいるが、辛抱している人ならではの溜め込んだ粗暴性があり、たまたま暴発してしまうこともある。本性が見えてしまったら、決別するしか無いこともある。これは人間存在の重みであり、ただの凡俗でも、綸言汗の如し(天子の発言は撤回できない)ということかもしれない。







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